楽焼窯元 醍醐窯

京都にある楽焼窯元のシンボルマークとブランドロゴ、名刺、展示会のツールを製作しました。
100年続くこちらの窯元は、初代「荷平」の名で、料亭や旅館、茶会の場に食器を卸し、
干支の香合や雛祭りの珍味入れなど節目の日に使われるようなものをつくってきました。
三代目窯主の希望は従来の作品だけではなく、新たに現代の暮らしに沿った器をつくりたいというものでした。

新しいブランドを作るだけでなく、従来の「荷平」も含め、両ブランドが活きることを重視し、窯元そのものの認知度を上げることを重点的に考えました。
そこで、節目の日に使われる少し高価な「荷平」と普段使いのできる比較的安価な「静」を、京都に根づいた
「ハレ」と「ケ」の暮らしになぞらえてブランドのすみ分けをするのが良いのではないかと考えました。
二つのブランドのシンボルマークは醍の字の中にある「日」、醐の字の中にある「月」から太陽と月をモチーフにし、
一日や一年といった、循環する暮らし「ハレ」と「ケ」を表しています。
窯元のエンブレムは、醍醐窯の二つのブランドのシンボルマークを組み合わせ作られています。
器に記されていた落款をエンブレムに組み込み本物感を出しました。
「荷平」は現在まで永く使用されてきた落款を使用、「静」は荷平の書体に合わせて作りました。
名刺は、表裏がそれぞれのブランドで使用できるツールとなっており、表裏の各ロゴが重なって、窯元のエンブレムになっています。

各ブランドロゴマーク

名刺

展示パネル

  • Client 醍醐窯
  • Design b-space
  • Photo 山形秀一